ドビュッシーフェア・今月末までです!(POPがつきました)

長いことこちらも更新ができず、申し訳ありません。
なんと今回は裏の古川さんフェアなみに大量のPOPを、編集の門松宏明さんに書いて頂いています!

ポップの様子。毎回写真が小さくすみません・・・!しかしこの写真の判読しづらさを生かして皆様、フェアにいらして下さい。


POPというより、びっしりと書かれたこれは写経のような


フレットワーク」四枚貼りPOPはすごいです。①から④まで、順に読む四コマ漫画のようなPOPは初めて。



アルテスさんのうえにも。




他にも小山さんの写真集や、スコラvol.1,vol.2,坂本さん画像に関しましても手書きPOPがついています。フェアは今月末までです!お早めに!
なお、最近の売れ筋。
期間を通してずっと売れ続けているのはこれ。

ドビュッシー―想念のエクトプラズム (中公文庫)

ドビュッシー―想念のエクトプラズム (中公文庫)

最近動いているのはこれです。

音楽機械論 (ちくま学芸文庫)

音楽機械論 (ちくま学芸文庫)



考えたら書店員になってから、いろんな人にPOPを書いてもらいました。毎日版元さんからのPOPももらいます。最近書店員を主人公にした漫画や小説も多くなってきましたが毎回思うのは「POPのエピソードが多すぎる」「書店員がPOPを書きすぎ、他に何の仕事やってんだ」ということ。あれほど書くのに時間を食う作業もなかなかなく。勤め始めたとき周囲の人が全くと言っていいほどPOPを書かないので驚いたものですが、うちの店は特に、「普段の棚ではPOPをあまり貼らない」傾向の棚でした。それは面展開と同時に品揃えを重要視した書棚の特性に沿ったものだとも思うし、前に永江朗さんが「あの木の棚はいい、しかしテープやなんかをべたべた貼って汚れるとだめになる」という意味のことを仰っていたようにも思います。以上のこともあり、ほとんどPOPを書くことがなかったのですが、しかし今回のフェアで、ぱっと書けるようなPOPしか書いたことのない人間にとって、門松さんが事前にちゃんと下書きしてPOPを書いて下さったとき、少し驚きました。「下書き」っていつからしていないかな。よく考えてみれば学生のときも、下書きする人と下書きしない人がいたけれど、大人になったとき下書きをするって凄いことなんじゃないか。

「なぞる」といえば、以前こういう本が出て度肝を抜かされたことがあります。↓

えんぴつでモーツァルト

えんぴつでモーツァルト

なぞり書きで奥の細道、とか俳句、はわかるのですが、これは「音符」つまり譜面ををなぞるという。なんか凄い究極の本。


しかし、早いもので、この間バッハフェアをやったと思ったのですが、もう年末に・・・なお、年末にはこれも出ます↓という凄い事態に・・・(もちろんフェアはします!)




コモンズ: スコラ ヴォリューム4 サカモトリュウイチ セレクションズ ラヴェル

コモンズ: スコラ ヴォリューム4 サカモトリュウイチ セレクションズ ラヴェル