映画監督の松江哲明さん選書フェアを開催中です

7階東側エレベーター前フェア台で開催しております。

映像作家サバイバル入門  自分で作る/広める/回収するために

映像作家サバイバル入門  自分で作る/広める/回収するために


松江さん選書フェアは去年に引き続き、二回目。
すごい数選書していただいていますが、(ありがとうございます)品切れ本が多数あります。ご容赦ください。
選書リスト一覧を配布していますので、是非。直筆POPもあります。
勝新太郎の新書がなんだか知らないですがすごい勢いで売れているのですが、正直ここまですごい本とは思いませんでした。


天才 勝新太郎 (文春新書)

天才 勝新太郎 (文春新書)

これも動いています。セシウム(女の子)の話が忘れられない。

あの日からのマンガ (ビームコミックス)

あの日からのマンガ (ビームコミックス)

松江さんの新作『トーキョードリフター』、ユーロスペース他で12月10日より公開されています。


新宿店ではこの12月22日に松江さん×末井昭さんのトークイベントを行います。
よろしくお願いいたします。

schola vol.9 from satie to cage 入荷しました。

大変おまたせしました・・・!7階音楽書でごらんいただけます。



背表紙が白い!!1月からはフェアも考えております。
よろしくお願い致します。

小説家の饒舌フェアのお知らせ

8月になりました。大学時代にアル中手前までいった人と話していたのだけれど、その人いわく「30歳になって、二日酔いがなくなった」という。
飲んでいる量はまったくかわらないのだけれど、頭が痛くなることが減ったのだという。どういうことだろう。20から飲んでいる大人が今から耐性がつくのか?何かの前兆なのか?

すごい本が出ました。早速フェアをしています。これです。

小説家の饒舌

小説家の饒舌

今までジュンク堂新宿店でやってきた佐々木敦さん×小説家の方のトークセッションをまとめた本です。
これが出たときまさに、例えは悪いですが、「ああ二日酔いがなくなるってこういう感じなのかなあ」と思いました。ものすごい不思議な本です。
トークを聴いているぶんそう思うのかと思ったら、初めて読んだ人も「なんか不思議な感じがする」という。「人が喋ってるフレーズが完璧すぎる気がする」んだそうです。「これってほんとに録音したの?せりふじゃないの?」とまで言われましたが、まぎれもなくライブ録音です。ただ、今毎朝電車でこれを読んでいますが、確かにそう思います。

「小説家の饒舌 12のトークセッションフェア」
ジュンク堂書店新宿店7階東エレベーター前芸術フェア台
会期:2011年8月1日〜9月30日


第1回目の前田司郎さんのトークをやったときのことを今でも思い出します。(なんかすごい寒さの日だった)とにかくなんでか知らないけれど店内を走っていて、気がついたらなぜか前田さんが店内におり、確かお店の
防犯カメラのスイッチャーをごらんになられていたこと、トークがすごすぎて、もう本のことを話されているのか世界のことを話されているのか新宿のことを話されているのかわからなくなったこと、トークレポートを書いていますがもはや読み返してもなんのことやらわかりませんが、とにかくあの日、すごい冷たい雨が降っていて、トークが終わって雨を見たとき、「これは本にならなきゃなんになるんだ」と思ったこと、そういうことばっかり思い出しました。佐々木さん、ゲストのみなさま、お手伝いしていただいた皆様、版元さん、ほんとうにありがとうございました。ことばが紙に載って、それを並べたり貼ったりすることができて、これ以上の嬉しいことはないなあと思いました。

とにかく文中に出てくるフレーズがすごいので、ちょっとずつ抜き出してフェアコーナーに貼っていますが、こんなもんじゃないことだけお伝えしておきます・・・
フェアには今後少しずつ拡張して、イベントで触れられた書籍、トーク会場のゲストの方の後ろの壁にたてかけてあった本で、「なんであれが置いてあるのか」と言われた本とかもおいていこうと思っています。少しずつこちらでも紹介していきます。

戌井さんのこれやら、

もぐら随筆 (講談社文芸文庫)

もぐら随筆 (講談社文芸文庫)

阿部さんのこれとか、

Mapplethorpe: The Complete Flowers

Mapplethorpe: The Complete Flowers



これとかも紹介したい。円城さんの回ですね。「手帖から発見された手記」という小説が載っています。すごい表紙。

美術手帖 2010年 04月号 [雑誌]

美術手帖 2010年 04月号 [雑誌]

7月23日の青木さん×磯崎さん×佐々木さんトークで配られた、渋谷のリブロさんで行われている青木淳悟さん選書フェアのリストも置かせてもらえることになりました。リブロさん、ありがとうございます!

schola  The Road to Rock Fair

7階東側芸術書フェア台にて、6月1日より開始しております。






























今回ももちろん関連書を門松宏明さんに選書していただいています。*リストに掲載の書籍ですが、未だ入荷していないものもございます。全て揃うのは来週あたりになるかと存じます。ご了承ください。

もう入荷したものより、少しだけご紹介します。

テレビの黄金時代 (文春文庫)

テレビの黄金時代 (文春文庫)

永遠のロングセラーです。キネマ旬報社版もこのあいだまで棚にあってぎょっとしたのを覚えています(今は売り切れた模様)。

フェア初日から「ユニフォーム」が話題となっておりました。

フェア会期:2011年6月1日(水)〜6月30日(木)ジュンク堂書店新宿店7階東側芸術書フェア台

schola 入荷のお知らせ・3月11日後


commmons schola vol.8 The Road to Rockですが、30日新宿店に入荷をしています。
(7階の8番と棚の横に書かれた音楽書の洋楽ロックアーティストの棚でごらんいただけます)
恒例のフェアですが、6月1日より7階東側エレベーター前芸術フェアコーナーで選書フェアを開催いたします。
今回はかなり濃い書籍群が並ぶことと思われます。
宜しくお願いいたします。

commmons: schola vol.8 Eiichi Ohtaki Selections:The Road to Rock

commmons: schola vol.8 Eiichi Ohtaki Selections:The Road to Rock


地震後も、あまりにも更新がなかったためいろんな方にご心配をおかけしたようです、すみません。3月11日は地下鉄に乗っていて、駅についたところでいきなり車両が揺れ出し、てっきり電車が誤作動か何かしておかしくなった、そう思ったら地震でした。目の前に全くわめいたり喋ったりもしない、静かな赤ちゃんがお母さんと乗っていたので泣くかなと思って見ていたけど、泣かないでずっとお母さんの膝に乗ってうつらうつらしていたので良かったと思った。明け方ころ家に帰って、翌日お店の人と床の本を棚に入れた。(表紙が面陳列になっていた書籍はだいたい落ちましたが、背を向けて入っていた本は無事でした)床から戻す時に見た何も入っていないガラガラの棚と、地震後1発目に棚に入れなければならなかった大量の大鶴義丹の新刊本は一生忘れないと思う。なぜ義丹の本で、と思った書店員が何人かはいたような気がする。

関根勤さんが下記の対談本の中で唐突に話されていたチーズパンの話。

『わが家では、朝の食卓によくチーズのパンが出されるんです。
若い頃はとくに意識することなく、まぁ「おいしいチーズパンだな」って思っているだけだったんですが(中略)このパンだって、女房がパン屋さんで、「お父さん、チーズパンが好きだから」って考えて、買って来てくれているんだって。女房は右利きなので、左手でプレートを持ち、右手で持ったトングでパンがつぶれない加減で掴んで、レジに持って行き、会計して、そうしてやっとわが家の朝の食卓に上がっているんだって気づいたんです。(中略)「これは女房に伝えないといけない」って思いましてね。年齢的に、すぐに忘れてしまうものですから、すぐに女房に電話して、「チーズのパン、いつもあるよね。いつも買ってきてくれて、ありがとう」って言ったんです。』

『妄想力』(関根勤茂木健一郎著・宝島社新書)より

妄想力 (宝島社新書 299)

妄想力 (宝島社新書 299)


地震のあと、この話ばかり思い出すことが多かった。関根さんは伝えないといけないことを電話して伝えたけど、うちの家系は伝えないといけないけど黙っているタイプばっかりだなとか、いや、酔っ払ったり熱を出したら言う人もいるかもしれないなあなどと思った。
伝える、伝えないにかかわらず、そういうことがある食卓やパンの店が実際に存在することは素晴らしいなあと思う。この本ではありませんが、別の本で関根さんが昔ミシンを普通に使ってズボンを改造されていたことも知る。どうでもいいですが、新宿店のコサキン関連書の品揃えには度肝を抜かされます。

commmons schola  ベートーヴェンフェア 終了のお知らせ

schola ベートーヴェン巻刊行記念フェアですが、棚の入れ替え上、本日までの開催となります。ここ最近更新が出来ずに申し訳ありません。

今回のフェアではTシャツを置かせて頂きましたが、なぜか特定のサイズがよく売れました(Tシャツの色によってなくなるサイズが違うところが不思議です)

なお、今回のフェアでも編集者の門松宏明さんに選書をして頂きました。ありがとうございます。

schola ベートーヴェン巻 入荷しました

お待たせしました!schola vol.7 ベートーヴェン、入荷致しました。
今現在新宿店の7階東側エレベーター前のコーナー(エレベーター向いてない側です)と、7階の音楽書クラシックコーナーでも見本がごらんいただけます。

コモンズ:スコラ ヴォリューム7 サカモトリュウイチ セレクションズ ベートーヴェン

コモンズ:スコラ ヴォリューム7 サカモトリュウイチ セレクションズ ベートーヴェン

棚を写すばかりなので、新宿店で一番体温とテンションが高いと思われる松岡修造みたいな人に本を持ってもらいました。気迫で、本がカイロのようになっていると思われる。





少しずれますが、体温が異様に高いお客様は外国の方にものすごく多い気がする(ものすごい笑顔でぎゅっと握っていた温かい本を「はい」と渡されたときおお、と思う)。
なぜか無条件で素敵だと思ってしまうが、なぜだろう。


自分の体温は普通だと思うが、最近、しょうがが入った自動販売機の飲み物を試しに飲んだところ、口内がやけどのように熱くなり、その即効性に恐ろしくなった。どんだけ効くのか。南極料理人の方の本を今頃読んでいるけれど、意外に南極で刺身とかフォアグラとか、ものすごい豪華な食事を食べられていてびっくりする。ただ読んでいて、それはハレとケ(お誕生日とか、冬至とか)をあの場所で区分するためにものすごい種類の食べ物が使われているからなのだとわかるけれど、感動を通り越して怖くなったりもする。料理人の人が作ったものを日誌にほかの人が略して書いたのを見たときの、料理人の人のものすごい苛立ちが伝わってくるけれど、(結局書き直しに至ったりもする)恐ろしい職業だなあ、それが人の体温を左右するんだもんなあ、と思う。
卵が南極では半熟にならない(半熟でない玉子焼きはできる)ことなど、初めて知りました。

面白南極料理人 (新潮文庫)

面白南極料理人 (新潮文庫)

1月2日からベートーヴェン巻、選書フェアも開始の予定です。
よろしくお願いいたします。