熱の間のいろいろ(千枚のあぶりだし年賀状)
風邪で熱が戌井さんトークのときから出はじめ、上がったり下がったりで更新できなかったその間の日記をまとめました。いろいろあった。
しかし、ここまで下がらないときはなかったのでこわい。毎日甘いポカリスエット風のものを飲む頻度が増えて、ついにお茶が飲めなくなったのがいちばんこわい。
熱が出ると、赤ちゃんを見たらわざと転ばせて泣かせたい衝動にいつも駆られます。かわいい子ほどそうだ。時々、赤ちゃんみたいな大人もいるけれど、そういう人に関してはほっぺたをつねってやりたいといつも思っています。
「今日からお米は食べないように。おなかポッコリ店員はうちの店にはいりません」
と言って、凄いスレンダーな30代くらいの漆黒スーツの男子店員(アパレルショップの方?)が、20代くらいの漆黒スーツの男子店員(同僚のアパレルショップの方?)のお腹を平手でポコリと音がするほどに叩いてました。(叩かれた人は中肉中背)何だこの光景。こんな人と働きたくない。お店の社風や雰囲気に店員が合わせる、というのは別に文句はありません。人の体から無断で音を出させるところに一番文句がある。
と思ったけど、ほっぺたをつねってやるとか言っている人に言われたくないだろう。
熱が最高潮のとき、「やかまし村の子どもたち」DVDを20年ぶりくらいに見る。怖い。ドキュメンタリーではないので当然登場人物は演技をしているはずなのに、小学3年生くらいの子供全員が実際にいるようにしか見えない。熱のせい?
子供が子どもたちオンリーで馬車を走らせたり、山ほど蝋燭が立った部屋で遊んだり、鉛を溶かしたり、手には何か知らないけどとがったものをいつも持っているし、日本よりある意味ものすごく独立しているんだなあ。と思う。
子供が女三人男三人しかいなくて、(もう一人いるけど赤ちゃんなのでカウントされない)それぞれ結婚する相手が暗に(子供たちのあいだで)決まっちゃっているのが何よりも現実のようだった。
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大山さんのこの本が出ました!大変だ!
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豚や牛がコック姿なのに対し、何故鳥にコックはいないのか。そんな長年の疑問が解決されました。
悪夢の連続。ただ悪い夢ばかりでなくいい夢も見た。
浅草キッドのお二人に国会議事堂で会う。どちらも超親切で、優しく、頭の回転も速い。スーツ姿なので、議員になられたのかな、と思うが、お二人はずっと総理の横について「今日の発言」みたいなのを耳にイヤホンをつけてインタビューしていた。(明らかに「社会科見学」と、「事業仕分け」がMIX)
繰り返し言うが二人とも超親切で、優しく、頭の回転も速いので、他の記者は全く喋らなくなり浅草キッドと総理の声しか聞こえなくなる。玉袋さんはちゃんと「指相撲」について追求していて全てが彼らの手中にある、と思う。
あと新刊で、山田参助さんの絵がこのポーズ集の中に!
最近のポーズ集は凄いことになってきてるなあ。美少女ポーズ集よりよっぽどやばいです。R指定。
- 作者: マール社編集部
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小田扉さんも描いていると以前教えていただいたときはびっくりしました。
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「庭にお願い」(倉地久美夫さんのドキュメンタリー)を見る。どうしても仕事が休めないけれど絶対に見なければ一生後悔するので、ごはんを抜いて無理矢理仕事の合間に見に行きました。
走ってよかった。見てよかった。仕事に戻らないといけなかったので最後まで見られなかったけれど、製作された須川さんが劇中で仰っていたこと「雑誌や書籍でなく、映画でなければこのことは伝えられない」というのを聞いたとき、映画を見終わって走る電車を見たとき、熱のせいではなくいろいろが目の前に迫ってくるような感じになった。
倉地さんのライブに行ってきた人が前、気が抜けたようになっていて、どうすごいのか聞いたとき、「だって例えて言うなら年賀状を千枚、あぶり出しで作るような人なんですよ」といわれたことがある。
映画を見て、須川さんの言動、ライブを見た友人の言葉、全てがなんて正確だったのだろうと思いました。
どうしてももう一回見たいです。またどこかで再上映されることを願っています。
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