イベント終了・書籍2点追加のお知らせ

22日の「ながくトーク」イベント、あまり天気が良くなかったにもかかわらず、大変多くのお客様にご来場頂きました。ありがとうございました!また、当日佐々木さんはお風邪を召されておられたにも関わらず、21時近くまで前田さんの裏の裏までひっくり返すような質問を繰り出して下さり、大変熱気のこもった、本当に「ながい」イベントになりました。前田さんの後頭部をずっと拝見しながら(そういう位置にいたのです)お話を聞いていましたが、この後頭部はずっと見ていられる後頭部なんかじゃない、という気がし、途中から本当に寒気がしてきました(風邪ではなく)。最初は死について神について、そして中盤は演劇と小説の文体について、ラストは前田さんにとっての「批評」論をお聞きすることができ、本当に今日という日を迎えられ、寒気がするほど良かったと思いました。佐々木さん、前田さん、本当にありがとうございました!また、三人の素敵な紳士、もうお一方の大谷さんにも当日お店にご来店頂いておりました、ありがとうございました!

佐々木さんも冒頭で少し仰っておられましたが、前田さんが以前青山ブックセンターさんでイベントを行われたとき、その時のポスター掲示を見て「次うちでやって頂くなら佐々木さんしかいない!」と思った日のことを未だに思い出します。22日のような暗い天気の日でした。確か霧のような雨が降っていて、22日も仕事を終えるとあの日のような細かい雨が降っていて、妙な気持ちになりました。

イベントの詳細については今テープ起こしをしていますので、また出来次第こちらにあげたいと思います。もうしばらくお待ちください。
現場におられたジュンク堂のディープ・パープルと呼ばれる書店員の方の記事がありますので、リンクさせていただきます。ディープパープルは前田さんというより、高野文子の漫画に出てくる人に一番似ていると思いますが・・・。

また前田さんがお話の最後に仰っておられた蛭川立さんの本はこちら。

彼岸の時間―“意識”の人類学

彼岸の時間―“意識”の人類学

版切れにつき、今回フェアに出すことはかなわなかったのですが、どこかで見られた際は是非。これもものすごく面白いです。

そして佐々木さんのフェアですが、2点追加書籍が入りました。
四方田犬彦「星とともに走る―日誌1979‐1997」(七月堂)、吉本隆明「初期ノート」(光文社文庫)。

リストを変更しています。

初期ノート (光文社文庫)

初期ノート (光文社文庫)

佐々木さんリスト

ここ数日はやはり坪内祐三さんの本、あとは伊藤剛さんの本もじわじわ売れています。「マンガを読む。」(青土社)は新刊で平積みになっていた時に買い逃したので、この機会に買いました。

マンガを読む。

マンガを読む。

枡野浩一さんの「漫画嫌い」(二見書房)という本が物凄く好きなのですが(私の読んだ漫画のルーツはここから来ています)、これも町田ひらくさん、内田かずひろさんの項があってそのことを久々に思い出しました。