フェア、あしたでラスト!です

本日も多くの方にご来店頂きました。ありがとうございます。
それにしてもまたインターコミュニケーション(vol.35)がゆるやかに売れていて驚きました。あとはやっぱり「21世紀の音楽入門」ですね。まとめて買われる方が多いようです。「パブロ・カザルス鳥の歌」も動いています。

パブロ・カザルス 鳥の歌 (ちくま文庫)

パブロ・カザルス 鳥の歌 (ちくま文庫)

scholaの中の「バッハ断章」(さまざまな著名人がバッハについて言及したことを後藤繁雄さんがセレクトされたものです)の中でもカザルスとベルイマンのものが特に好きだったのでとても嬉しいです。
「音楽入門」もちょこちょこ出ていて嬉しい。これはジャズ棚の大友良英さん「MUSICS」コーナーにも置いています。
音楽入門―音楽鑑賞の立場

音楽入門―音楽鑑賞の立場

今日はフェア棚近くでおかあさまに注意されたのか、涙を流されているお子様が。お子様のことばかり書きすぎですが、気になって仕方ありません。5歳くらいまでのお子様に顔を見られたら礼儀として相手が目をそらすまで見返すことにしているのですが、今日のお子様は1分を超えてもまだこっちを見ている、大変将来が有望なお子様でした。
最近仕事で書籍の著者の方とお話することが増えましたが、男性・女性問わずそのときどこまで目を合わせていればいいのかわからなくなる程の瞳の美しい方が多く、またそういう方に限って前述のお子様のように視線を外されないので、驚いています。(たまたまかもしれませんが)高校生のころ、先生に「君たちの一番良いところは白目が青いところです、いつまでそうなんでしょうね」と言われて、ずっとその先生のことは覚えているのですがなるほど、そういうことだったのですね、というか凄い教師ですね。このフェアの選書をして頂いた門松さんが初めて「大谷能生フランス革命」の件で当店に来られたとき、一番に思い出したのは奇しくもその先生のことで、お話している間中「そうなのか、先生の仰っていた人とはこういう方のことを言うのか」と絶対にその先生の言っていたことと意味合いは違うでしょうが、思いました。若さとか白目の充血の状態などではなく、視線の合わせ方として永遠に青い白目を保たれる方というか。とにかくこういう目の方がいろいろ目の前でくるくると仰っていることを聞いていて「何て恐ろしい人なのか」と思ったのを覚えています。都知事の方に会うのと門松さんに会うのとだったら確実に緊張度は門松さんの方が高いと思います。このフェアの看板の色は物凄いブルーですが、実はそれも門松さんの白目の暗喩です。白目の暗喩から派生したフェアと思って頂いて過言ではありません。「フランス革命」も絶対にその白目の力が物凄く関与していると踏んでいます。「フランス革命」の恐ろしさ(いい意味で)についてもまた書きたいですが後日。
大谷能生のフランス革命

大谷能生のフランス革命

明日は晴れて足場が良いことを祈ります。