あと3日。

ものすごく早かったようで長かったようで・・・scholaフェア。ここ数日、新支店オープンにつきいきなり出張でその支店の棚入れに行ってます。本を棚に入れるだけで耳が聞こえなくなり(体の具合が悪いとすぐ馬鹿のように左耳が中耳炎になるのですが、なんとかならないんだろうか)、あと頭が痛くて歩けない。立つと耳と頭両方痛いのでラスト、床に正座して本を棚に入れてました。馬鹿の図です。クラシック棚は新宿店より少し小さいくらいの規模。マタイ受難曲もある!小沼さんの新刊もある!かなり自分の好みで本を入れました。何年かして、少しでもこの棚の通りになっているところあるかなあ。今回長い時間で本を棚に入れていて、やっぱり面白いなと思う。先に別の支店の方が棚を作られていたのですが、ディスクガイドのところがものすごくキッチリ作成されていて、自分の癖の通りには本を投げ込めない棚体制になっていたのでした。(断じて文句ではありません)きのうの晩、新宿店に戻ってきてうちの棚と、その棚の雰囲気のいろいろな違いのようなものを感じてうわあと思ったのだけど、本というのは売れたらなくなるという運命上(在庫があれば補充はされますが)砂文字のようなものを毎日書いているようなもので、砂文字を書く複数の人間がいた場合、砂文字ではあるけれどもそれを書く相手にわきあがる感情や憧れのようなものというのが確かにあって、形を持ったもの以上に強く考えたり気にかかったりするというのは、それはとても面白いと思ったのでした。
明日の新宿店イベント関連。

正直書評。

正直書評。

豊崎さんの新刊を電車で読んでいて袋とじ部分があったので意地でも開けたくなり、指で無理矢理にあけて読みました。袋とじ部分も凄いですがあの、皮がどうこうの方についてのところで爆笑しました。よく考えたら来月は鈴木志保さんのトークも。司会は大里俊晴さんです。大変なことに。小学校のとき「船を建てる」を毎週妹とピアノ教室の薄暗い待ち合い室で読んで怯えたものでした。黒い画面が多かったせいかと思われる。
船を建てる 上

船を建てる 上