ラヴェルフェア終了しました・お米・先生


2ヶ月にわたって行いましたcommmons schola vol.4 Ravel フェアは2月28日をもって終了しました。
大変多くの方にご来店頂けてほんとうに嬉しいです。

出版社のみなさま、commmonsのみなさま、リストを作っていただきました門松さん、そのリストに載っているたくさんのお名前のみなさま、そしてご来店頂いたお客様、ありがとうございます。

フェアは終了しましたが、scholaシリーズはこのあとも音楽書棚で引き続き販売となります。

フェア、本を撤去した棚を見たら王の不在みたいな感じ。
今はまったく違うフェアを行っています。






経費削減とのことで残業禁止になってしまってから、給与が減少する一方なのである時期、お米を買わないようにしてみる。
買えなくはないですが、タイミングがわからない。ここ一ヶ月家の食事を毎日素麺にしたら、フラフラするしものすごい精神状態になることが判明した。もうやめよう。ものすごい馬鹿なことをしている気が。
細木数子が「日本人は米を食べないと大変なことになる」と言っていたわけがよくわかる。


とはいえ、将来飢えて死んだりお金に困って死んだりするような気があんまりしない。
大丈夫かというほどしない。貴族かというほどしない。
小学校1年生のころ遠足で迷子になったとき、私が泣いていなかったので担任の先生に、明るく「前世で悪事の限りをつくしていたんだろうからお子さんは危機感がないのです」と言われて母が卒倒しそうになったらしいのですが、困ったことです。


考えたらものすごい台詞。
しかし、よくわからないがすごい先生だった。多分結構年配。悪意はないみたい。授業の道徳の時間は道徳っぽいことには全くといって費やされず、毎週「アメリカの空の色は日本と決定的に違う、あっちは、紺、青とかないから。紺だから。紺の下で人が育つとどういうことになるのかあんたがたに見せてやる」と言われてアメリカに住んでいる先生の3歳くらいの孫(ハーフ)が遊んでいるだけのビデオを見させられた。全員、凄く困った。



あと「先生は昨日、すごい美しい映画を見たのです、それは王子様の映画で、・・・王子様の通った後には薔薇の花を撒きました。王子様は美女たちに囲まれ、美しい宮殿で過ごしていました・・・」と一時間かかってどんな授業よりも叙情的に話された挙句、これも映画のビデオを見させられた。
大きくなってよく考えたらエディ・マーフィの「星の王子、ニューヨークへ行く」のビデオだったことが判明した。
そういうわけでどんな映画よりもあの映画は「すごい美しい映画」として私は認識するしかなく、どんな教師よりも先生の授業が心に残っています。


先生は道徳の授業を使って、一体何をしようとしていたのか。
お元気だろうか。



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とはいえ、前田さんのこれを買わないわけにいかない。すごい人が出てます。


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これも出ました。百聞がアルファベットのビスケットを食べてたんでしたっけ。他の文豪?誰?それとも文豪じゃない?何の文字が一番面積が多かったのかな。うろおぼえ。

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戌井さんのトークが6日、池袋リブロさんであるようです。


長嶋さんのフェアにもなかなか行けておらず。いいなあ。