ラヴェルフェア・あと２日です！

早いもので残すところ、あと２日となりました。
映像が見られるのもあと２日。

今回はフェアの棚はもちろんですが、音楽書の棚（７階のクラシックコーナー、ジャズコーナーでもサンプルがごらんいただけます）でも順調にscholaシリーズが売れていて、とても嬉しかったです。ありがとうございます。

ショパン生誕２００年、ということで毎日関連書が入ってきて、その度にぼんやり思うことだけれど、生誕２００年で２００年後の人が本を書いたり、画像を発見したり、紹介したり、並べたり、読んだりしているこの現象は何なんだろうなあと思う。年度を迎えたとき、その年が来たとき、いっせいに思い出され、沢山の人の触手が伸びることはなんだか妙な感じがする。

家の人が昔よく年末の長時間時代劇をずっと見ていて、９時間とか１０時間とか寝もしないでそれを鑑賞しているのを一緒に見ていたときの感じに近い。
年寄りになればなるほどあれを見続けられるようになるのだと思っていた。

１００年とか２００年とか、そういう大掛かりな区切りの年度に「じゃあこれを出しましょう」という発信源は間違いなくあるのだろうけれど、その発信をしようとした人のおおもとを思うことはやはり不思議だ。１００年とか２００年とか、生きていないからなんだろうか。

１００年後、２００年後もscholaシリーズは残る本であるべきだと思います。皆様のお越しをお待ちしております。

コモンズ: スコラ ヴォリューム4 サカモトリュウイチ セレクションズ ラヴェル