小松タチ


フェアは終了しましたが、福永さんがお店に昨日の朝いつのまにかいました。

あまりにも普通にいらっしゃるので「ジュンク堂に住んでいるんじゃないか」
「アクロバット前夜の中から出てきているんじゃないか」そんな都市伝説がスタッフの間で囁かれています。

ジャック・タチフィルムフェスティバルの話になったので、
日本のジャック・タチは絶対小松政夫ですよね、と言いました。





小松政夫がデパートの屋上でひとりきりで遊んでいるだけのテレビ番組が大好きでしたが今やだれもその存在を知らない。
(調べたらそれは『お散歩とおじいたま』という、小松さんがわけのわからないことをつぶやきながら、
街を徘徊するコーナーとのこと)初めて見たときは「日本のプレイタイムじゃないか」と、涙が止まりませんでした。


上記の番組ですが他のコーナーも「白さんと赤さん」(絵の具をまぜて色がしゃべる)
「おヒゲ発見!」(OLのお弁当の上にひげが、そこで子供の声で「おヒゲ発見!」)
「世界のおしごと」(外国の仕事を説明するコーナー。その内容はすべて嘘。
嘘の仕事をでっちあげて、もっともらしく説明/ドイツだったら『頬の白い人の顔を過剰に赤くしていく仕事』など)

など。
なんだこりゃ。

さておき、いまタチをやれるとしたら
そのファッションセンス、正確さ、気品において
やはり小松さんしかいないと真剣に思うのだが、どうだろう。