フェアのお詫び

内田かずひろさん×枡野浩一さん「絵と言葉のあいだで」フェアですが、枡野さん内田さんの著作(特に内田さんの朝日文庫に関して)僅少、また、巻数が抜けるなどして在庫がまだきっちり揃っていない状況です。申し訳ありません。楽しみにして下さったお客様には本当にすみません。入荷したものに関してはこちらで随時お知らせしていきたいと思います。宜しくお願いいたします。

枡野さんのすごいオカモチがフェア横に並んでいます。そして内田さんが「傘の」凄いフェアタイトルを作ってフェアコーナーへ貼ってくださいました。傘ですよみなさま。本屋に飾る看板を作らなくてはならない・・・といったときに、「傘の造形でやろう」と思う人が何人いるでしょうか。凄いです。死ぬほど可愛いです。傘なのに・・・フェアのそこかしこには内田さんのあの「犬の」絵がたくさんあります。

↑上記は残念ながら出版社品切れです。このシロのシリーズは、古本屋さんなどで見つけたら死に物狂いで購入しています。

シロは雑種なんですよ。と内田さんに教えて頂きました。考えてみましたら数年前実家で飼っていた犬は二匹とも雑種でしたが、二匹とも親は違い、毛並みも違うのに、同じ頭の上になぜか触覚としか思えないようなひもみたいなものが3〜4本ありました。「毛が泥で固まっているんだ」と言っていたけど引っ張ったら嫌がった。鋏で切ろうとしたら「痛い」という顔をされました。私が小さいころは触覚も大きかったけれど、高校に入るころには二匹とも小さくなっていきました。なんだったんだあれは。雑種とはそういう宇宙人みたいなものだと思っていました。宇宙人は夜なでると二匹とも寝転がりながら迷惑そうに遠くへ行きました。紅しょうがを好んで食べました。防犯用に飼っていたのに、二匹とも全く吠えず常にお互いをぼんやり見ているばかりで狛犬みたいと言われた。とっても可愛いと思っていたけど、家族中の誰もがあまりそれを口には出さなかった。

そういう雑種のことも思い出すフェアです。


今日夕方は福永さんも来て下さり、「ものすごい豪華な棚入れの夕べやん!」と店長が言う夕べとなりました。