締め切り間近・セクシードライバー・大人が怒る

佐々木さん×磯崎さんトーク、ご予約が今回、さらに多く、締め切り間近です。あと5名さまくらいに・・・!ご予約の方はお急ぎください。

「劇団、江本純子 vol.1 セクシードライバー」観劇。すごい細いビル。私至上最大に饒舌な前田さんを見て眩暈が。28日までですのでこれもお早めに。クレーマーという言葉が何回か出ていましたが、大人になってから大人に怒るということのすばらしさ。お二人が、リングにいらっしゃるかのようでした。(どちらかというと対戦、という意味ではなくて、会話のあいだあいだにはさまれる沈黙の雰囲気、最後の燃え尽きた感がリングのようだった)

考えたら書店員になってからというもの、学生時代とは比べられないくらいの比率で怒ることが増えました。5倍ぐらい。やっていることを常に中断されることがある、という仕事の特性のせいでそうなっているのかなと思っていたけれど、そうではない気がしてきた。前は怒るべき場面でも黙っていていいということが許容されていたからこそ、怒っていなかったのだと思う。「怒らないといけない」「喋らないといけない」場面になると昔は笑いのほうが先に出ていたけど、今普通に怒れたりすると「板についてきたな」と思います。誰。ということはまだまだ本当には怒っていないのか。割と簡単なことで怒るようになったと思うけど、機嫌の直るのも早くなったと思う。気のいいおじさんみたい。この傾向がエスカレートしたら確実にまずい。

大谷さんの「持ってゆく歌、置いてゆく歌」関連。白水社さんからこの新刊が出ました。賢治とジャズ。
ものすごい面白いです。芸術書(7階ジャズコーナー)では並べて置いています。ぜひぜひ併せてどうぞ。

宮澤賢治、ジャズに出会う

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持ってゆく歌、置いてゆく歌―不良たちの文学と音楽

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